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#勝手にBOOKFEST2015『SAPEURS the Gentlemen of Bacongo』

 


エレガンスこそすべて

 

この一文に痺れません?
貧しくとも美しい彼らの絶対のルール。それはエレガントであること。

 

SAPEURS - Gentlemen of Bacongo

 

 武器を捨て平和を愛し、世界一服にお金をかける最高にエレガントでかっこいいコンゴの男たち=サプールをとらえた写真集
『Gentlemen of Bacongo』日本語版。

アフリカコンゴ共和国のスラム街、月収3万円の半分をブランドファッションに費やし、
着飾った姿で土日の街を練り歩く「サプール」と呼ばれる男たちがいる。
フランス統治下から内戦の混乱を経て90年続く、外見と内面を磨く「紳士道の美学」! 

 

ボロは着てても心は錦、なんて言葉のほうがかえって楽かもしれませんね。
サップの紳士像はなにも見てくれだけではありません。他者への紳士的な態度も洗練されてなくちゃ。そう、すべてはエレガンスのために。

かつての憧れ、模倣、模索。ここまでならよくある話。わたしにもあった。
しかし彼らが重視したのは紳士のルール。服飾への信仰。
着こなし、ブランド、これらはもちろんのこと、紳士の気構え、道徳を身に着けようとした。エレガンスな振る舞いを追及し続け、文化.芸術を体現した。老いも若きもその倫理観を共有している。

 

我々は生きている。衣服の中で、衣服とともに、衣服のために。

 

 

 カーッ!かっくいい。


写真はもちろんかっこいいし、サップたちの言葉がいちいちかっこいいんだ。紳士だからね、べしゃりも洗練されとりますがな。色の組み合わせのルールとかね、アイテムの効果的な魅せ方とかねけっこう参考になります。個人的にツボだったのが若造サップと古参サップで葉巻の扱いに違いが見えること。紳士は一日にならずなり。

           

bookfest.hateblo.jp

 

さあ実る秋肥ゆる秋、読書の秋!